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執筆者の写真Yoshio Katayama

Galaxy Watch5 Proネタ

ロケハンで出る予定だった撮影が先延ばしになり、買ってから殆ど触っていなかった(通常使用しかしていなかった)Watch5 Proのカスタマイズに挑戦しました。


チタンベルトは純正の物を待っていたがタイでは販売される気配がなく、且つ香港サイトなどに上がっている物は4万円以上なので、ネットで検索してみたらアマゾンで非純正ですがチタン製で且つ純正チックなベルトが2万円程度で販売されていました。

 そのまま2万出すのは.....と思い、販売元がアマゾンのアメリカサイトだったのでアメリカのサイトを確認してみたら、49ドル+送料、通関手数料など込々で80ドル程度(円安の為約12000円?)で購入できることを知ったのでアメリカサイトからタイへ直接送ってもらう事にした。

 注文から約2週間で到着したベルトはチタン製で軽く、且つ色も本体の色に近く(5Proは2色展開されており、私はチタングレーを選択していたのでベルトもチタングレーを購入した。)

 このベルトは質感もよく、軽いのでコスパが高いと満足しているが、一つだけ不満は取り付け部分が多少緩々で、そのまま取り付けるとガタガタするので厚めの両面テープを接合部に挟んで取り付けました。 若干隙間が大きいがまあOKかと思うレベルになりました。

 次にベゼル部分に傷がつきやすいと思いベゼルガードを探してみたらタキメーターが刻印された物でWatch5 Pro専用の物があり中華サイトから購入。金額はタイまでの送料込みで日本円で300円程度でした。 これで見た目はホイヤーやポルシェデザイン等のハイエンドスマートウォッチさながらになりました。

 タキメーターのベゼルを付けたらやはりこの機能を使えるようにフェイスをカスタマイズしたいと思い、WatchMakerのライセンスを購入しカスタムフェイスを作成しました。

まず初めに今回の目的であるストップウォッチ(クロノ)のスタートストップをどうするか?、物理ボタンは使用できないので画面上の本来機械式時計のクロノのスタートストップ及びリセットの場所近辺①②に配置し、次に今回の本来の目的であるタキメーターを使うために普通の時計では秒針に当たる場所③にクロノの秒針をセットアップした。この際にこの針の設定は、ローテーション(Rotation)タブの中にコマンドを{swrss}と設定。(最後のSはスイープのSで秒針が機械式の時計のようにスムーズに動くため、このSを付けないと一秒毎にカチッと動いてしまう)

 次に一分毎に一目盛り進む30分計④の設定は{swm}*12と設定、これで③の針が一周する毎に④の針は一目盛り進む。

 設定をしている中に仕組みが解ってきたので、レトログラードのバッテリー残量計⑤を設置した。 この針の設定は意外に難しく、初めに針を選択して配置(ローテーションをコマ送りで押して動作を確認し、且つ100%90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、10%、最後に0%になった際の位置を事前にローテーション(Rotation)で角度を確認し、控えておいてコマンドを入れる必要があり)し、ローテーション(Rotation)タブの設定は{bl} >=100 and 668 or {bl} >= 90 and 660 or {bl} >= 80 and 652 or {bl} >= 70 and 646 or {bl} >= 60 and 638 or {bl} >= 50 and 631 or {bl} >= 40 and 624 or {bl} >= 30 and 617 or {bl} >= 20 and 609 or {bl} >= 10 and 601 or {bl} >= 0 and 594と設定した。

 この数式の意味はウォッチのバッテリー残量が100%から91%までは668の位置、90%から81%迄は660の位置、80%から71%迄は=652の位置,70%から61%迄は=646の位置,60%から51%迄は=638の位置,50%から41%迄は=631の位置,40%から31%迄は=624の位置,30%から21%迄は=617の位置,20%から11%迄は=609の位置,10%から1%迄は=601の位置、最後に0%の時には594の位置と事前に確認していたのでその数値を↑のように入力した。このアプリでの意味はまず{bl}=バッテリーレベルで、その次の小なり≒(>=90)は90%以下になったらで and = の位置という意味でその後ろに入れる数字がローテーションで確認した位置になる。更にそれ以外の条件を追加するのに or をいれ、その後ろに改めてバッテリーレベルが80と入れる事により先の90が81までの間と認識される。これを連ならせることによりレトログラードの針の位置がバッテリーレベルが何パーセントの時には何度の位置にあるかをアプリに認識させる事が出来る。

 これらの設定が終わったら通常の方法で時針、分針、秒針を設置し、秒針はクロノの針を選択しサイズを適当な大きさに調整後⑥の位置に設置し完成(この際に{drss}の最後のSを忘れずに) 今回は12時間計は入れませんでしたが、12時間計のある文字盤を使う場合は必要であればローテーション(Rotation)の中に(({swm}-{swm}%30)/60+{swh})*30と入力する事により30分毎に半目盛り進み、12時間で一周するように設定できます。

 文字盤についてはネットでいろいろと転がっているので文字盤に併せて↑のパラメーターを入力する事により色々なフェイスを作成する事が出来ます。




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